2008.07.04

031:忍 (勺 禰子)

勝鬘院愛染堂(しょうまんいんあいぜんどう)から西を見つ。忍び路のごとく燃ゆれ七坂。
2008.07.03

030:湯気 (勺 禰子)

あまりにも暑い部屋にて歌詠めば、湯気が出てきてもうやめとこう。
2008.07.03

029:杖 (勺 禰子)

君の持つ金剛杖のその底ひ かそけき靈の運べる地球
2008.07.03

028:供 (勺 禰子)

供御人(くごにん)は二重に垣根の中に居て、「おつたいがなァ、うろたんりりもォ……。」
2008.07.03

027:消毒 (勺 禰子)

毒を消す、菌を殺す、と並べみて消毒液はやさしと思ふ
2008.07.03

026:基 (勺 禰子)

Wikiで引く「基」に並ぶ語はどれもどれも、過激な生の一コマとして。
2008.07.03

025:あられ (勺 禰子)

亜熱帯気候となりし夜も更けておもひはあられもなく微熱めく
2008.07.03

024:岸 (勺 禰子)

岸恵子みたいな女になれと言い、父が娘に飲ませた洋酒。
2008.07.02

高瀬賞

『蒼空はここの上だけ。「洞 (ほら)」といふことばに意味を四つみつけた』 禰子

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「短歌人」には、新人賞的な意味合いの「高瀬賞」という賞があり、
毎年2月末に締切られ、編集委員の方が選考してくださって、
7月号で発表される。
昨年の4月に入会したので、今年初めて応募した。
開かれた門は、とりあえず叩いてみる(^−^)

とりあえず候補作品には残してもらえたようだ。
「ふじだな」15首。
1首だけ、選評に載せてもらったのでプラスアルファしてここに載せますが、
残りは「未発表」ということで、
練り直して、二次使用したい と思います(笑)。

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中地俊夫氏評

勺禰子さんの「ふじだな」は、

 身動きのとれぬ車両にふるふると着信ポッケで君と繋がる

など、なかなか面白いところを捉えているのだが、まだまだ仕上げが甘い。
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甘い仕上げ・・・ほんまですわ・・・。
怒涛のあわただしさの中でぐるぐる回っていた2月を思い出す。
でも、締切り当日にしか投函できないのは、
何も忙しいせいじゃないしなぁ・・・
「ギリギリ投函」さえやめれば、
もうちょっと仕上げの甘さはカイゼンされるのかもしれないが。
でも、ちょっとやそっとじゃ無理ッスね。
生まれなおす、とかじゃないと(笑)
存在自体にかかわってくる問題ですね、ハイ(苦笑)


Posted at 21:54 | 短歌人 | COM(0) | TB(0) |
2008.07.02

023:用紙 (勺 禰子)

歩みゆく人を思ひて書きつける 原稿用紙に般若心経
2008.07.02

022:低 (勺 禰子)

献血をお断りされたワタクシの血圧50未満の低さ
2008.07.02

021:サッカー (勺 禰子)

跳躍性眼球運動「サッカード」 の賜物として見つけた一行。
2008.06.30

020:鳩 (勺 禰子)

命名の妙に惹かれてコーナンで「鳩目パンチ」を買ってしまった。




(関西圏以外の方のために)
*コーナン*ホームセンターの名前
2008.06.30

019:豆腐 (勺 禰子)

軒下に凍み豆腐揺れ山里に密やかにふたり暮らした前世
2008.06.30

018:集 (勺 禰子)

廃村の集会所には鍵がなく、黒板にかすれた「新住所」二つ。