2008.03.29

ぷゆん

ろば組の連絡帳とももうすぐお別れ。
先生と保護者との交換日記は毎日毎日B6のノートにそれぞれが半分ずつ今日の出来事を書く。
0歳から五冊のノートが出来上がった。
いま、ぱらぱらっとめくって目に留まった「ぷゆん」。

12月某日
『朝、「ぷゆん ってさむい」というので、「ぷゆん ってな〜に?」と聞くと、
「かぜがふいてる」というので、
「風ってな〜に?」と聞くと、少し考えて
「かぜはひとをふきとばすもの」という答えが返ってきました。
そうやねー、
かぜはいろんなものをふきとばしたりはこんだりしますね。』 (母)

『詩がかけそうなかんじですね〜(^−^)
今日の朝、お母さんと別れ際に鬼ごっこをしてもらったのが
うれしかったのか、部屋に帰ってくると早速、
ママに手紙を書いていましたよ〜。
うれしかったみたいですね!
今日は大縄跳びをしました。』 (先生)


こがねいろのすすきが風にたなびく様を名に持つ娘よ、
おまえはこれから風の音をどんなふうに表現していくのだろう。

Posted at 00:48 | こども | COM(0) | TB(0) |
2007.09.11

おいたちの記

保育園には、先生と親の間でその日あったことなどをやりとりする連絡帳がある。
0歳の時から始まって、今もう5冊目。
毎日毎日。
忙しくてなぐり書きのような日も、
すてきな言葉におもわず口元が緩んでしまうような日も、
積み重ねてみると本当にいとおしい宝物だ。
娘の嫁入り道具に必ずしのび込ませたいと思う。

先日の「しぉしぉしぉー」の日の、先生からの連絡。

『給食の後、水筒のお茶を捨てるときに、氷だけが残って、Cちゃんが「せんせい、この氷のところに ふーっと息かけてみて。きもちいいから!」といわれ、やってみると、ほんとすーっとして気持ちがよかったです。新しい発見をしてくれました。』

娘はほんとうにいろんな人たちに育ててもらっている。
Posted at 06:30 | こども | COM(2) | TB(0) |
2007.09.07

表現者C

うちで今一番旬な表現者、Cの本日の語録。

オット:「C、今日(保育園)どうやった?」 
表現者:「C、起きたときに手がなんか、お花がしおれるみたいに しぉしぉしぉーってなって、かなしいきもちになっちゃってん。そしてそれから、三人でなんかおいしいものをたべていて、ず〜っとゆめの中にいたい!って思っていて、先生が『おきなさい〜』っていう声が聞こえなかってん。だって、おきてるせかいに行きたくなくってつぎのゆめに行きたいから、C、おきることをやめててん」

表現者C、表現能力増殖中。
おまけに夢を操る術も習得中か。
ちなみに、しぉしぉしぉーってなった手の原因は「しびれ」^^

補足:母の秘密
実は母も幼いころ、「ゆめのつづき」を見ることができた。
そのときは決まって、昔の映画の最初みたいに
3,2,1,0,スタート!というふうにして昨日の夢の続きが始まった。 
Posted at 01:23 | こども | COM(10) | TB(1) |
2007.09.06

好きなときも嫌いなときもある

『夕やけに影がぴったり寄りそって次生(あ)れし世も見るこの景色』  禰子

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体重も15キロを超えると、抱っこすることもずいぶんと減った。

朝、保育園に行くために寝た子を起こすとき、
眠ったまま抱っこしてヨーグルトを口につけると、
目は瞑っているのに口だけあけて食べるのがおかしくて、
何度も食べさせたものだ。
最近は減らず口女王として君臨している娘と、
わりと本気で衝突している自分がいたりして、
駄目母路線を邁進中。

今朝、寝ぼけ眼の娘を久々にぎゅうっと抱っこしてご飯を食べさせたとき、
これまた久しぶりについ言ってしまった。
「ママ、C(娘)のことが大々大好きやねん。Cは?」
娘の答えは的確だった。
「Cはママのこと好きなときもあるし、きらいなときもある」

2〜3歳のころなら、「Cもママのことだいだいだーいすき」と言ったものだけど。

そこには一人の人がいて、駄目母としっかり対峙していた。
娘4歳。母のことを一番よく知る女。


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Posted at 00:37 | こども | COM(2) | TB(0) |
2007.07.18

フツウノニンゲン

18:40 駅着
いつもより一本早いだけだったのに、何か勘違い。
ふらふらっと本屋に寄る。
そのままふらふらっと「断腸亭日乗」上・下を衝動買い。
ご機嫌で店を出て時計を見る。
18:52!
保育園は19:00まで。
やばい!ダッシュ!
18:56 到着。セーフ。今日はまだ5〜6人残ってた。
娘はりゅうちゃんといちゃいちゃしてた。
19:05 隣のスーパーへ。
階段の降り位置が気に入らない娘が、もう一度やり直しを要求。
(つまり、もう一度上に昇ってから別の場所を通る)
遅かった弱みにつけ込まれた気分になりながら、やり直しにお付き合い
(この辺の駆け引きは、娘のもって生まれた能力が私をぐんと上回っている)。
19:30 なんだかんだあちこちで立ち止まる娘をやっとこさ自転車に乗せる。
お豆腐屋さんのおばちゃんとおばぁちゃんが「ばいばい、また明日ね」と通りかかる。

娘は小声で言った。
「あのおばぁちゃん、ちょっとだけ前まではフツウノニンゲンやったのに、
あのおばぁちゃん、このごろあのおみせではたらいてるねん。
いったいどうしたっていうんやろうな、ママ」
19:45 帰宅
夜も長い。
Posted at 23:50 | こども | COM(2) | TB(0) |
2007.07.10

おさんぽ

日曜日はちかくの池に娘とおさんぽ。
風も陽も適度で、きもちよかった。
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夕方まであそんで、帰りたくない娘。
もうかえろう、と言ったら怒ること怒ること。

「ママのこともうきらいやねん。もうゆるしたれへん。
でも、『ごめんな』って言ってくれたら明日あそんでもいい。
でも『いいよ』ってことば、あたまではやさしく言えても、
こころの中がやさしくなってないから、
ちょっとこわいこえでしか『いいよ』って言えないねん。  ごめんなっ」

4歳、恐るべし。

でも、娘よ。
そんなに怒ることはないんじゃないか?
夕方になったら、家にかえるもんです。

『麦を刈れ。火は燃えやすくなりにけり。夜ごろ 蛍のふえまさりつつ』 釈迢空

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Posted at 06:23 | こども | COM(2) | TB(0) |
2007.06.16

怒り

『吉祥天の怒りのごとき子の寝息くんくん嗅げばけもののこども』 禰子

自分が怒りをいつ身に付けたのか覚えていないけど、
娘は寝ているときもよく怒っている。
娘は陣痛?と思ってから3時間半で生まれてきたツワモノだが、
それもやっぱり何かに怒っていたのではないか、と思う。
(産婦人科の先生が「お産の時間はその子が決める」と言っていた)

娘はもうしっかりとした「個性」だ。
それでも、怒りという感情が多いのは私が妊婦のときいつも戦っていたからかもしれない、とは思うし、それを申し訳なく思うこともよくある(職場ではじめての妊婦&産休取得者だったから)。
それでも、そんなふうに思うことは娘を自分の考えの範囲に抑えることになる、とも思う。

そんなふうにだらだら考えている間にも、娘はどんどん成長して、
今ごろ二上山の頂上でパパと二人お茶を飲みながら、ウダウダ言ってる母のいる平野を眺めていることだろう。
Posted at 13:45 | こども | COM(0) | TB(0) |
2007.03.14

5年生

『「ろばぐみになったらドアがついてるねん」家(うち)でも閉めたいトイレの扉』 禰子

春になったら子は保育園五年生だ。
生後2ヶ月から登園してるから、芸歴の長いこどもタレントもビックリの集団生活歴だ。
最近トイレに行くと必ず、「ママ、ドアしめてな」と言う(←ということは、ドア前までは付き添いさせられています)。春からのクラスに時々「練習」しに行っているらしい。

ことり→ひよこ→りす→うさぎ→ろば→きりん で卒園。
「ことり」と「ひよこ」の関係について、入園当初、保護者達で「なんでことりが0歳やねん」と盛り上がったのだったが、長老格の人に聞くと、昔は0歳児保育がなかったため、「ひよこ」から始まっていたところに「ことり」をくっつけたらしいことがわかった(5歳間隔で3人産むと15年通ってたりする親がいるのです!)。

犬鳴山の薄暗い山道で、春日大社の夕方の参道で、連休最後のキャンプ場で・・・いつもいつも気がつけば3人だけになっている家族。
保育園の長老にだけはなりたくないと思っている。
Posted at 22:27 | こども | COM(2) | TB(0) |
2007.02.22

音連れ(おとづれ)

『「値千金とは小せぇ、小せぇ」と子が見得を切れば蕾(つぼみ)ふくらむ』 禰子

こども業界ではひそかに古典ブームである。
「声に出して読みたい○○シリーズ」は、ちょっと横から眺めて赤面しつつ毛嫌いしていたが、よくよく考えてみると「声に出す」ということのほうが、文字なんかよりもずっと先なのだから、兎に角、親が声を出し、子がそれを聞き、真似をして声に出す、というのはまっとうな行為のような気がしていたら、オットが早速子とはじめていた。(思った、次の行動が早いのです←オットは。)
一つおぼえると、次おぼえるのが速くなる。ことばの沁み込みがよくなると、楽しくなってくるようで、リズムもどんどんよくなるし、アドリブっぽく言い回しができるようになる。なんとなく、抜かれるのは(何がって?)時間の問題だ。

 絶景かな、絶景かな、
 春の眺めは値千金とは小せぇ、小せぇ。
 この五右衛門には値万両、
 最早 日も西に傾き、
 誠に春の夕暮れに花の盛りも
 またひとしお、
 はて、うららかな、眺めじゃなぁ。
  石川や浜の真砂はつくるとも
   世に盗人の種はつきまじ。

 『山門』(桜門五三桐)


Posted at 00:18 | こども | COM(3) | TB(0) |
2007.02.16

使い道

『かかぬかねほちははぬはほ 子が打てば俄(にわ)か陽気になるキーボード』 禰子

仕事柄、一日中文字を書いているか、キーボードを叩いているか、文字を読んでいるか、辞書を引いている、かマウスに操られている。
調子に乗っているときのキーボードは確かに楽しさが伴う。
ピアノをやっていたせいかもしれない。
キーボードのたたき方で機嫌の分かる人もいたなぁ(わかり安)。
でもやはり、手段は手段でしかない。それらの行為による成果物が前提だ
(仕事でもそうでなくても)。

子はちがう。
子は二親の叩くキーボードをしょっちゅう見ているが、まだその帰結する先をはっきりとはわかっていない(はず)。
「叩いてみたい」という欲求だけがある。
隙を見てはマウスのポチをスクロールしたり、キーボードとじゃれる。
たまたま打った字をあわてて拾いとめた。
純粋に打楽器なんですよ、これは!


Posted at 00:01 | こども | COM(0) | TB(0) |
2007.02.12

おとなはキッパリあきらめる

『「じゅういっぴきのねこ ばばのぼる」ここまでがタイトルであると信じている子』 禰子

今日は一日娘の自転車を押しながら公園を3つハシゴして、
公園できりんパンとコロッケのランチをして戻ってきた。

(カメラ持ってきたらよかった・・・とつぶやく私に)
「おとなはキッパリあきらめるっていうこと、ばぁばが言ってた!ゆめのなかで」

(ママはうまれたときとしとってたの?という質問に自問自答)
「ママはいつもほいくえんのお迎えのときあわてるからとしとるんじゃない?」

(植木屋さんの店先の花をみながら)
「きれいなぁ〜花がぁ〜さくとぉ〜いいですねぇ〜
でも〜きっぱりぃ〜わすれ〜よぉうぅ〜♪」(←ド演歌調)

娘4歳。なぜコブシをつけて歌えるのかは不明。

Posted at 00:43 | こども | COM(2) | TB(0) |
2007.01.27

4歳

『4歳という宝箱胸にあり 風の色 空の音 光る朝』 禰子

娘を産んでから、今日の夜中過ぎで4年になる。
日々言葉を消化吸収しては、自分の言葉にして喋ってみる。
「それはぁ、じっさいこどもにはじゅうぶんすぎるよぉ」とか、とりあえず言ってみたりもできる。
決して「お上品」とはいえない保育園の中で、日々揉まれながら、
ガンコさと弱気の中で暮している。
ゆうべはお迎えに行き、うしろからくすぐってみたのに振り向きもしないと思って前に回ると、声も出さずに歯を食いしばって泣いていた。
聞けば大好きなおにいちゃんに描いてもらったカブトムシの絵を、
友達のMちゃんに破られたという。
「ママがもう一回描いたげるわ」と、教えられた絵を園児のお絵かき用においてある広告の裏紙に描くと、「色は家でぬる!」と、機嫌よくなって、大事にその紙を手にしたまま、結局スーパーでまた出くわしたMちゃんと仲良くお買い物してきた。
私は専業主婦の母の元、一日数時間の幼稚園という希薄な関係しかしらなくて、そして多分に私の性格にも寄ると思うのだけど、傷ついただけで関係の修復方法はよく学ばなかったような気がする。それでも4歳の心理というのは、それはもうイッチョ前にいろんなことを感じるのであって、娘がMちゃんと手をつないでスーパーを駆け回るまでには、「こどもって忘れやすいね」とは断じて言えない気持ちの動きがあったと思う。

『「ヨウカイミソジケツデカオババ ジュースくれるぅぅ?」どこん家(ち)にもいるクレヨンしん子』 禰子

誕生日おめでとう。
電車の中だけでは、クレヨンしん子化するのはやめてね!
Posted at 08:22 | こども | COM(3) | TB(0) |
2006.12.15

一日の終わり

『「あめのおときこえないことにしているの」三歳の娘(こ)は認めたくない』 禰子

また雨。今週は雨ばっかりだった。
娘はお迎えの時、たいがい機嫌が悪くなる。
ホールの入り口から覗いた限りでは、大変機嫌よく、
リズムをしていたり、一等前で正座して絵本を見ていたりするのだが、
さすがに7時に迎えにこられるといろんな感情が沸き起こって、
彼女の不機嫌さをつくり出す。
昨日は、いくら言ってもレインコートを着ない。
仕方がなからいつものように「毛布くるみ」して自転車の後部シートに固定。出発。
「もう、雨ふってないねぇ」とのんきなことを言う娘。
「すっごい降ってるけど。もしかして耳わるいんじゃぁなーい?」
「ちがうの、き こ え な い こ と に し て る の」
ふーん、そんなワザも身につけたのか。

『日に一度は思い出す香田証生もお迎え時にはかき消されゆく』 禰子

この話はまた今度。
Posted at 07:31 | こども | COM(0) | TB(0) |
2006.11.29

はじめてのコイ

『はじめての恋を終えたり。三歳の娘(こ)「ヒロの顔忘れた」九月』 禰子

一歳で初恋(?)を知ったわが娘・・・。
「ヒロ」は、4月に彼の家の近くに新設された保育園に転園してしまった。
毎日、毎日「ヒロがいなくてさびしい」「どうしてヒロは"べつほいくえん"にいってしまったの?」と泣く娘。
そんな彼女が夏も終わりかけたころ、「ゆうまくん」の話をよくするようになった。
「ひろくんがスキじゃなかったの〜?」という母の問いかけに、
「だって、ヒロのことすきだけど、ヒロの顔わすれちゃったんだもん」と娘。
『好きだけど顔忘れたから』という言葉に母はかなりウロタエタ。
Posted at 06:04 | こども | COM(1) | TB(0) |