短歌人 3月号
この師走クリスマス色に彩られほんまにうれしいんか?通天閣

悲田院(ひでんいん)千五百年この町にへばりつきたる名こそ愛(かな)しめ

そのかみの日曜の昼下がりいつも児玉清がアタック25

京都から乗り込んだ男と合流し名古屋で降りた前列の女

長谷寺で拾ひし「初瀬」白黒の猫 肉球もまだらなりけり

嵐が丘(ワザリングハイツ)とふ名の丘に棲む妖(あや)しを確かに知つてゐました。

                                    勺 禰子 (しゃく ねこ)
【2009/02/26 23:28】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(9) | page top↑
投函!
短歌人の高瀬賞(新人賞にあたる)の締め切りが2月25日必着。
今朝、郵便局本局の前の速達ポストに投函。
ふぅ、間に合った(もうちょっと早ければ速達にしなくていいのにね)。
そういえば、去年も24日に投函。
去年はさらにいろんなことに混乱をきたしているときだったので、
よく投函したものだと、われながら褒めてあげる(今頃)。
今年もそれなりに混乱をきたしてはをりますが
(ここだけ旧かななのが、昨夜までの名残)、
「でも、これが今の私の実力で精一杯なんだろうな、きっと」
という諦観にまでとりあえず、至った。
結果よりも(出した以上は関係ないとはいいませぬが)、
それよりも、こうやって15首に集中できた時間がいとおしい。

短歌の話とちとずれてゆくけど、
チャンスというものは、つかむとか逃すものではなくて、
自分がそれに乗っかる準備ができているかできていないか、
というのが大前提で、
幸運にも目の前に「それ」がやってきた瞬間と、
自分が「それ」に飛び乗る準備ができている瞬間が、
ぴったりあった場合ぽん、と乗るものだろうと。それを運というのだろう、と。
そのような話を先日お昼休みにご飯を食べながら話していたのを思い出した。
運も実力のうちとはつまりまさにそういうことだろうと。

ものすごーぉく当たり前のことを書いて、
なんだかものすごーーぉく恥ずかしくなってきました・・・
でも、それも実力かなぁ、と。
今の私の限界。
それは決して諦めじゃなく。卑下してるのでもなく。
だから、「穴があったら入りたい」と思わなくなった私がここにいます。

ちゃんちゃん。

---
ちなみに、今年は「新人会」の仲間がいて、
仲間とか、群れるとか、向いてないんだけど、
そういうんじゃない仲間のよさを感じている。
みんな無事にそれぞれの高瀬賞を無事クリアして
それぞれに感ずるところがあると思う。
それを想像すると、なんだかうれしい。

【2009/02/24 23:47】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
純粋理性批判よりも・・・
11日の祝日、まだ春眠でもないのに惰眠を貪っていたら「奈良某所にて面白いものやってるで」情報が電波に乗ってやってきたので、ワンワンついてゆく
なにせすぐに出かけないと間に合わなかったので事前情報ほぼゼロで到着。
ん?ここなんか知ってるよ・・・。
記憶をたぐりたぐり寄せる・・・。
二十歳のころ、ゼミの先生に「あなたには折口信夫があっているんじゃないでしょうか」と言われて、「うん、私もそう思う」と思って(そんな口のきき方はしていません、念のため)、なんだかんだと関係のあるところを一人でぶらぶら歩いていたときに行った神社だった。でも、かなりマイナー。どうしてあんなところまで行ったのかな、わたし。そしてまたどうしてどんなご縁で16~7年ぶりにやってくるとは。
その卒論は病気をしたこともあり(病気のせいには決してできないけど)、ひどい出来だったので今だに心残りとなって私の小さな脳味噌の一隅を占めている。
でも、きっとそのおかげで繋がってきているたくさんのものがある。
あの時、「あなたには純粋理性批判があっています」(苦笑、ありえへん)とか「あなたはこれからモナドについて考えてみなさい」とか「ドイツ神秘主義について実践してみなさい」とか言われていたら、とっくに私はそれらを忘れていただろう。
やっぱり実際に歩いたり触れたり嗅いだりできるものじゃないと私は苦手なんだと思う。
哲学科だったのに、私に折口信夫とか言った先生・・・だいぶ変わってるな(笑)。っちゅーか、かなりヘン。でも私には純粋理性批判もモナドもドイツ神秘主義も全ーー然あっていなかったことを早々にわかってくれてありがとうございます。直接実を結ばなくても、きっと間違っていなかったと思いますのでどうかご安心を・・・。と独り言。

最初ふらっと行こうかな、と思っていた唐招提寺に夕方ちょこっと。
西ノ京なんて何年ぶりだろう。
駅からふらふら横道に入って土塀を見たりしながら辿り着く。
大きな大日如来さまがいたけど、私には先日の東寺の大日如来が今のところナンバーワンかな。
秋篠川沿いを歩きながら駅に向かっていたら少し雨が降ってきた。
矢田丘陵と生駒山の奥で夕日が空を明るくしている。

梅がちらほら咲いて、ほんの少し春の匂いが増してきた。

花粉症やから敏感なだけなのかな・・・はっくしょん

薬師寺梅

西ノ京民家

それと、後で思い出したことだけど、2月11日は折口信夫の誕生日でした。
関係ないっちゃそれまででーす。


【2009/02/13 00:41】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(14) | page top↑
そういうあなたは何者か
先日の日記の写真(一つ下のんです)
いまさら、って感じなのですが、
ちょっとハマってきてしまいました。
(「渡る世間は…」のドラマは見たことありません。
ちなみに脚本家は出身高校の数少ない有名人のお一人)

さういふ私は誰でせう
たしかにほんとに誰でせう
さういふあなたは誰ですか
さういふ私は誰でせう
たしかにほんとに誰で…
さういふ…

日曜日は結局糺の森のほん手前まで。
見えていたけど結局森には入らなかった。
河原町から出町柳まで、約3キロくらいか。
風が冷たくて、吹き飛ばされそうになりながら、
飛び石を渡ると、鴨川の流れのあまりの速さに驚いた。
いろんなものはすぐになくなる。
なくしたくても、そうでなくても。
【2009/02/11 00:11】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
今日の驚き
今日、仕事で読んでいた読み物に出てきた人のなかで、
3人がたまたま歿年齢37歳・・・
斎藤緑雨   1868年-1904年
国木田独歩 1871年-1908年
宮沢賢治   1896年-1933年
ちなみに正岡子規は35歳です。。。

ちなみに私はもうすぐ37.6歳 (もういい?笑)
うーん。
渡る世間は…
ちょっと角度が悪く反射しています。失礼失礼。
しかし、最近年齢を言うのに抵抗感がなくなりました。
ストレスフリー。
いい意味で。
【2009/02/07 02:03】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
生駒から糺の森へ
今の世に電波届かぬ山ありて生駒の腹を潜(くぐ)るさみしさ   禰子

夕方、生駒へ。
生駒は近鉄ができてからの門前町で(さびれかたが)かなり渋い。
よそ者にはやさしいのか冷たいのか微妙に判断に迷う。
そして、鬼門の生駒トンネルを抜けないといけないところもちょっと辛い。
でも、なんとなく気になる場所。何かあります。
降りれば(といっても降りるのがたま)ほぼ必ず行く古書店で

 『歌よみに与ふる書』 岩波文庫特装版 (四六版)
 『与謝野晶子歌集』(自選二千九百余首) 岩波文庫
 「短歌朝日」1997年9/10月号 現代短歌は闘ったか
 「短歌朝日」2002年7/8月号 追悼・斎藤史

以上四点を1000円ちょっとで入手。
かなりお得な気分の上に、古書店の年に二度?の季刊誌をいただく
(というか、半ば強引に貰う)。
なんか楽しそうだ。
遅読な上に読書時間が滅法減って、なんだかいっぱい積みあがっている本たちは、
私に本当に読まれたがっているのか。。。と、ちょっと罪悪感を感じつつ。
帰りの生駒隧道は目を瞑っていたら、かなりぐらぐら揺れていた。
ん?お酒のせいやろ、とは言わないように。


昨夜、突然メモから拾い上げた「糺河原(ただすがはら)」という言葉で一首。
今夜、夜飲みながら知人からもらった資料に「糺の森(ただすのもり)」。
帰宅後、古書店で入れてもらった袋を見たら
   「古本まつり 岡崎 下鴨(糺の杜のある下鴨神社のこと) 百万辺」
なんだなんだ。
なんか、呼ばれてる?糺すさんに?

たしかに土曜日に京都に行くけど。
下鴨まで来いとおっしゃる?
ちょっとつらいなぁ。今回は勘弁してもらおうかな。
【2009/02/06 01:05】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
とりあえず・・・
題詠blog2009 2回目のチャレンジ宣言してしまいました。
みつけたときに宣言だけしとこう、と(^-^;

でもまだ、なーーんにも考えていません。
宣言にも書きましたが、じっくりやっていきたいと思います。
「ぼちぼち」じゃなくて「じっくり」。
今年は短歌関係が忙しい。いや、自分で忙しくしている。
でも、そんな年なのだと思う、今年は。


今日は風邪ひきさん。
まずはちゃんと治さないとNE!
【2009/02/03 21:20】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
「題詠blog2009」参加します!(勺 禰子)
去年初めて参加させていただきました。
去年は6月からの参加で、年末までに詠めばいいやと甚だしい勘違いもありの、
なんとかギリギリのゴールでした。
それゆえ昨年自分で勝手に課した課題は
「お題をみてから10分以内に詠む!」・・・(^-^;

今年の勝手に課題は 「じっくり詠む」
これで行きたいと思います。よろしくお願いします。

題詠blog2009
【2009/02/03 18:57】 | 「題詠blog2009」 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2月関西歌会
第一日曜日は歌会の日。
歌会は、最初当然「うたかい」と思っていた。
が、みんな「かかい」と呼ぶ。
「取扱説明書」を「とりせつ」と呼ぶような、ちょっとギョーカイ用語か。
あんましギョーカイ用語は使いたくないけど、
最近ついつい「かかい」と言ってしまう。
でも、調べてみたら普通に広辞苑に載っています。
「かかい」とか聞くと、ヒク人もいるのでしょうか。
こういうことの「常識・非常識」は、つい慣れてくるとわからなくなる部分があるので、
いつまでも、何にも、慣れない。という態度の難しさを思う。

今日は研究会もなかったし、
いつもより詠草も少なめだったので、
じっくり一首15分くらいかけての合評(いつもは10分弱)。
他の地区、あるいは他の結社はわからないけど、
歯に衣着せぬ毒舌集団的な関西歌会は結構面白い。
どうなるかとひやひやしながらも、
人格や歌全体を否定するのではなく、
歌としてどうか、というところを基本に話が進むので、
あとくされがない(はず^-^;)
時間があった分、いつもにはない「作者への『ほんとうのところ』インタビュー」
があり、読みがさらに深まった。

そんな中で素直さ??がよかったのか、
今日は久々に最高得点。
点数は関係ないとはいうものの、やっぱりうれしいことはうれしい。


もうなにもしんぱいせんでええんやと言われてるような「おやすみ」の声  禰子
                                 (実は題詠ブログ100首目の歌)
【2009/02/01 23:26】 | 歌会・その他短歌 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
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