短歌人 2010年11月号
ゆら、と夾竹桃揺れて大阪の午後二時半八月は混濁

築七十七年の長屋窓を開けば河内平野の風が過ぎゆく

夜の熱風受けつつ簾つけをれば隣のぢいちやんの体操に出くわす

一年ぶりに話せば心筋梗塞に失業ふたりともいのち危ふきをくぐり抜け

台風のちかづくといふまひる間の日傘しなるわしなるでしかし

マクドにて涼をとりつつ読書する河内平野の午後のしづけさ

時間にもよるがマクドはスタバより勉強をしてゐる人が多い

                   勺 禰子(しゃく ねこ)

※まだ届いてないのですが、親切な関東の知人が昨夜写メしてくれましたので時間差で早く掲載。
【2010/10/27 10:39】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
竹田街道 その2 ―十条から札辻まで―
十条を北上するとすぐに京都っぽくない看板が。。。

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さすがディープな大阪臭がすると思ったらこんなジャブが待ってたか!
とつい撮影。
看板の上の部分の黄色の文字は
自分で焼く 鶏の旨さに舌鼓
上句6音ですが、一応定型に収まっておりますです(^0^)


さて、少しゆくとレトロな地名表示あり。
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前や真横ばかりでなく、時たまは上の方も見る。
そしたら、少し入ったところに煙突が。
迷わず左折(西へ)。
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うわぁ、入りたい。
入ってタイルの写真撮って、瓶のコーヒー牛乳飲みたい。

うーん…うーむ。
こういう時のために、いつも手拭いは2枚持ち歩いてはいるのだが、
さすがに今日はやめときます。これから飲むし(理由になっていて?)。

そして無事札辻の交差点へ
(といっても、十条から札辻まで300メートルくらいですねん)
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角っこにわりと大きい古風なおうち。
こういうときは名字だけさらっと見ておく。

交差点の東北の隅には石碑がSANY6839.jpg

ここの札辻という地名はふつうの高札が立てられていたところというよりも、
宇賀神社の入口という意味の方が強いのかな。

かくして右折(東へ)。

ひとつ南北の道を越えると、ななめ左(東北)に細い道があり、神社がみえる。
が、細い道に入る前にまたしても豪邸があるので名字をチェックしてから神社へ。

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なんだかこんもりとかわいらしい神社だ。
昭和11年に奉納された絵馬の白馬もきれいだし、
榊も境内も清潔に整えられていた。

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ここでさきほどの名字チェックが役立つ。
神社にはたいていその地域の有力者の奉納物があるので、
灯篭やその他に書かれている名前を見る。
すると先ほど見つけた大きなおうちの名字がそこにも、ここにも。
「うーむ、やっぱりな」
と一人悦に入る禰子氏であった。
(誰も頼んでへん!というツッコミは入れないように。
ひそかな楽しみもないと一人歩きはできません)

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おちゃめな狛犬にあいさつして
今日もう一つのひそかな楽しみゾーンへ。

そう、私は何を隠そう路地フェチ。
以前、暗越奈良街道を歩いたときに「古道の見つけ方」を体得(笑)したつもりなので、
今回も地図でチェック済みの古い道らしき場所を確認に行く。

神社から北東へ伸びる道の先は六叉路になっている。
これを見に行かねば夕方飲んでも満足感がガタ落ち(ってこともないけど)。

というわけで、西日の結構強い10月初めの京都を進む。
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ほれほれ、南北に伸びる幹線道路を挟んで、古い道がわかりますね。
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けっこうすいてる河原町通(そう、北進すると河原町です)を横断してすすむと…

??
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なんか実際に立ってみるとその凄さがいまいちわからない。
しかも、これといった建物も残っていない。
東西南北あちこち向きながら怪訝な顔をしている私を
怪訝な顔で見つめている工事の人…
すみません、あやしいものではないのですが、
おじいちゃんとかおばあちゃんが歩いてたら聞いてみるんだけど、
めぼしい人がおらず、ひとまず退散。

しかし、この道、絶対何かある。

だって、地図でみるとこうなってるんだもの。

謎の六差路

ね、気になりますでしょ?
求む情報!です。

というわけで今日はひとまずこのあたりにて。

【2010/10/26 15:13】 | ディープ近畿(上記以外) | トラックバック(0) | コメント(9) | page top↑
すばらしい日々 2
矢野顕子「すばらしい日々」
以前にもUPしたことがりますが、再度。
↓こちらの演奏、素敵です。。。というか、すごい です。



忙しくても、
なかなかあえなくても、
さびしくても、
かなしくても、
その気持ちがダメだってわけじゃないけど、
それよりもっと大事な気持ちがあるよね、って
思える歌。
(でも、ちょっと睫毛長杉やねw)
【2010/10/20 04:09】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
竹田街道 その1 ―勧進橋から十条まで―
10月の初め、夕方京都での待ち合わせの前に
せっかく行くのだから他にも何か目的を(他って、ええお酒飲みにいくだけじゃあね)、
そうだ、行きたかった展覧会がいっぱい…うーん、月曜日やんか!もう。
ということで、

歩こう
(そうだ、わたし歩くの好きだったんだ)

京都駅目指して、2駅手前の十条で降ることに
(まだ暑いので伏見から歩くのはちょっとやめときました^-^;)。

思いついたら超楽しくなってきて、急にテンションが上がる。
昔の路地も歩きたいしぃ~なんか変なもん見つけたいしぃ~
でも路地まで載った細かい地図は持ってないしぃ…買うたら高いしぃ……

と、夜半いそいそと用意をする。一人でごそごそグーグルマップを画像ソフトでキャプチャしてはトリミングして貼って(×12回くらい)、堂々の『禰子あるき・竹田街道マップ』の完成。

十条の駅で降りたのは私一人…(ちゅーと半端な時間帯の問題だとは思います…)
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伏見は諦めたものの、なんとなく川のところからスタートしたい!
と、十条駅を降りてすこし東南に戻り鴨川を越えるところからスタートすることに。

ここは十条で、京都駅は八条だから、二条分しか南下してないのだけれど、
ハングル語があったり(残念ながらわたくし読めません)、
ドライアイス工場があって、歩道中スモークかかってたり、
「ん?西成?東成?」となにやら嗅覚に「ちかいもの」を感じつつ「勧進橋」へ。

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鴨川にかかる勧進橋。
勧進橋というくらいだから、きっといろんなものを徴収された(あるいははぎ取られた)場所なんだろう。
ここから眺める鴨川は、三条や四条あたりのそれとは違って、自然の緑にあふれかえっていたが、
同時に下町、というには何か悲しい混沌 ――都にあまりに近く、
そのため却って疎まれる土地として定められたような何か―― が何世紀も何世紀も溜まっているような、
鴨川べりに生い茂る鮮やかな緑色とは対照的に、あきらかに大らかではない何か、を勝手に感じてしまった。

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すぐ上には新しい高速道路(?)が建設中。

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ここから竹田街道を北へ歩く。

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あれ、まだほとんど歩いていないのに、次回へ続く。
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【2010/10/15 15:40】 | ディープ近畿(上記以外) | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
突然、、、降臨
すみません、なんかすごいタイトルですけど。

締め切りにかなり焦りつつ、こんなことしてます。
昨夜突然歌詞が降ってきて…口ずさんで、YouTubeで探して、
懐かしさのあまりはまってしまいました。

渡辺美里

昨夜知らないうちに口ずさんでたのは「言いだせないまま」でしたが、
1st~4thまでは女子中~高生だった私の何らかの風景とほぼリンクしており…。
こんな昔の歌を思い出すなんて、私もうすぐお召しが???(笑)

というわけでYouTube祭りです。

これで受験を乗り切りました(笑)…BELIEVE


リンクしすぎてノーコメント…悲しいね


そしてやっぱり外せない…My Revolution


いろんな意味でせつない…きみに会えて


こういうのも結構好きだった…死んでるみたいに生きたくない


まだまだありすぎてwこれくらいにしときます。
は~ふ~
わ!もう夕方やん(汗)
【2010/10/11 16:15】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(13) | page top↑
第3回 短歌人(公式)ネット歌会の開催要項
お知らせです。

今回ご存じない方もいらっしゃるかと思い、下記転載します(元はコチラ)。
(私もメールアドレスを夏に変えざるを得なくなってしまって
そのまま連絡忘れていたので届いてませんでした)
ただし、
【閲覧はどなたさまもできますが、
出詠およびコメントは短歌人のメンバーのみに限定させて戴きます。】
ということになっております。
よろしくお願いします。
ちなみに短歌人HPトップページはコチラ

---
 【第3回ネット歌会概要】

  ★応募要項
   新作未発表の短歌1首を10月19日(火)までに
   tankajin-eisou@mail.goo.ne.jp 宛お送り下さい。

   今回も題はありません。すべて自由詠です。
   選歌は行いません。コメントの応答のみとなります。  
 
  ★スケジュール(予定)

   詠草受付 2010年10月4日(月)~10月19日(火)AM6:00まで 
        ※詠草送付はメールのみとなります

   詠草一次発表  2010年10月20日(水)
        ※詠草に誤植があった方は10月21日(木)の22:00までにメールで
        お申し出下さい。ただし誤植以外の訂正には応じられません。
        またコメント受付開始後の訂正もできませんので、誤植訂正の必要な方
        はかならず期限までにメールでお申し出下さい。

   確定詠草発表  2010年10月22日(金)

   コメント受付  2010年10月22日(金)~11月14日(日)
        
   作者名発表   2010年11月15日(月)

   作者発表後コメント受付 2010年11月15日(月)~2010年11月21日(日)


   ★司 会    藤原龍一郎

   ★幹 事    生沼義朗 ・ 村田馨

   ★詠草送付先  tankajin-eisou@mail.goo.ne.jp
        ※メールの件名は必ず「第3回短歌人会ネット歌会詠草」として下さい。
        ※歌会に関するお問い合わせもこちらまでお願い申し上げます。

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以上、今朝は段ボール回収に間に合ってご機嫌(だって月1回ですから!)の禰子でした。
【2010/10/09 13:36】 | 歌会・その他短歌 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
膳所歌会
昨日は久しぶりの短歌人関西歌会に。
8月は全国歌会だったし、9月はお休みしたので、かなり久しぶりな感じ。

会場は初めての膳所(ぜぜ・滋賀県大津市)。

元・城下町です。

春に行った石山まで行き、そこから京阪電車に。

レトロ感満載の路線です。
膳所本町駅

あいにくの雨とあいにくの寝坊(泣)で、
探索は諦め、市民学習センターまでの5分ほどの道を歩く。
空家っぽい町家を見つけて裏に坪庭がないかちらりチェック。
結構静かそうでいいところだなぁ。京都からもそれほど遠くないし。
…って、禰子さん!今のところ、京都に近くてもあまり意味ないんで!!

18人が集まり、いつものように結構容赦ない歌評が続く。
ほめられたい人、はきっといないと思うので大丈夫だと思うけど、
関西弁にある愛の含有度に慣れていない人はそれなりに傷つくのかも(^-^;

歌会のあとの勉強会は
「この一首が怖い!」というアンケートの集計で、
人によって「怖い歌」のとらえ方が違ってずいぶんおもしろかった。
歌は古今東西有名無名含めてどなたの歌を引用してもよし、というもの。

私は先月お休みでアンケートを提出できず、その後も失念してしまったのだけど、
たとえば

 ひと束ねなる湯菖蒲のひしひしとまだ出てはだめまだ出てはだめ  平井弘

 「あなたも入つてもらはねば困ります」と言はれし墓所の雑草を抜く  三井ゆき

 町会費いただきにきて居間に逢ふこけし百体のあやしきひかり  和田沙都子

 必然としてコンクリの塀に囲み「現世界極楽浄土建設道場」  川本浩美


など、生きている現場現場で生まれるすべてのものが実は「怖い」のかも…
と思えるような歌だ。
でも、「怖い」ってなんだろう。
「こはい(怖い)」「こふ(恋ふ)」って語源的には同じなのでは。
と、非学術的に思うのでした。


 真夜中の森を粘菌ひろがりて変容を遂げる朝の森にて  禰子


改善点を山盛り指摘されましたが(笑)、久々に6点いただきました。

歌会のあとの勉強会のあとの二次会、には13人が参加。
2テーブルに分かれてああでもないこうでもないと歌論に花が咲く(っつーか炸裂)。
酒がなくても短歌の話、酒があっても短歌の話…。


【2010/10/04 12:21】 | 歌会・その他短歌 | トラックバック(0) | コメント(15) | page top↑
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