やはらかな
駅前通りの植え込みがまぶしくて、立ち止まる。

いつの間に…NEC_0919.jpg

まぶしすぎるのか、
この世にまだなじんでいないのか、
いくらがんばってもケータイのフォーカス合わず。。

このまっすぐ上に向かっているやわらかな緑に
癒されたり、
悲しくなったりしながら、
柳通りを帰路についた。
【2011/03/30 23:35】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
奥琵琶湖 その2…のはずが脱線
奥琵琶湖 その1

少し時間はさかのぼるが、
京都から近江今津までは敦賀行の新快速に乗る。
堅田を過ぎると急に車内がガラガラになった。

やっと座席を確保。
そこでビタミンC入りのジュースの缶(蓋のあるのん)をおもむろに渡された私。
え、旅の初めはカップ酒でわ、と思いつつ
「匂い嗅いでみ」
と言われてくんくん嗅ぐ。
なんとなく酸っぱい。

「??」
「あててみ」
「??…!」
「わかった?」
「にごり…じゃなくてどぶろく!」
ということで、なぜか伊勢丹スイーツとどぶろくで始まった旅(笑)
こんなありふれて幸せで泣きたくなるような一瞬にも
払ってきた、というだけの対価がある。

でもそれはきっと特別なことじゃなくて、
誰も言わないだけのそれぞれの特別なこと。

そして、
普段の生活から離れたここにも
街道がある。

鯖街道
北国街道
それぞれに思いを馳せる
道があり、山があり、峠があって、
湖や川がある。

人は消えても、
街は消えても、
山や湖や川みたいに、
峠や街道は残る。
そう思ってきたし、
今まではそうだった。

ひとつの街の隆盛があっても、
それが滅びても、
街道が残ってさえればまた街ができる。
「もののけ姫」でジコ坊が言ったみたいにこの世がタタリでも。

ジコ坊
「そりゃそうだろう。そこらを見なさい。
この前来たときはここにもそれなりの村があったのだが
洪水か地すべりか…さぞたくさん死んだろうに。
戦さ、行きだおれ病に、飢え。人界はうらみをのんで死んだ亡者でひしめいとる。
タタリというならこの世はタタリそのもの」


でも、こんどはどうなんだろう。
道が消えてしまった場所はどうなるんだろう。

小さい時によく見た夢を思い出す。
なにか、が来るのを知っているのに、
「あ、来る」と思いながら、ふつうにしゃべっている。
こころがそわそわしている。
とっても焦っている。
でも、ふつうにしゃべっている、という夢。
幼稚園のころから、繰り返しみた夢。
みるたびに、
「あ、この夢知ってる」と思う夢。

この半月、どこかでいつもその夢を思い出しながら、
それでもやっぱり普通に生活して、
普通に生きています。

なんか…奥琵琶湖の話から逸れてしまひました。

その2、は改めて。


【2011/03/29 23:55】 | ディープ近畿(上記以外) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
短歌人 2011年4月号
群れるのが厭と背中に書きながら街ごと群れてゐるオフィス街

匿名のランチを食べてまたビルに散りゆく人らに紛れきれない

無いころが思ひだせないペットボトルを作る会社や買ふ人たちが

二十一世紀初頭に脳内メーカーといふものありCTスキャンより凄し

「みなし子と老いて子なき者」辞書が説く孤独はこころの襞には触れず

技術(テクネー)はネクターに似てタクシーとは非なるものなり弁証法(ディアレクティケー)

袋から出てる頭を引つぱつてしつぽから食べるたい焼きが好き

                   勺 禰子(しゃく ねこ)


※今月は特集「新人賞作品を精読する」にて、2ページ分も書かせていただいた。
 私の担当は歌壇賞受賞の長嶋信さんの「真夜中のサーフロー」。
 届いて他の執筆メンバーをみてびっくり(><)
 いやー、名だたるコワモテwじゃなくて凄腕(?敏腕?いや、筆の立つ、か)の方々…。
 というか、いわゆる無名なのは私だけやん。
 私に書かせ(てくださ)るとはFさん博奕打ちやな!
 私なりにがんばりました。
 阿らず、問題提起もしたつもり。が、
 あー、もうちょっとこう書けばよかった、というところが山盛。
 次もっとがんばります(え゛、次があるのかって?)。
【2011/03/28 23:42】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
奥琵琶湖 その1
西日本にいる私が家に籠っていても
「自粛」にはならないと思ったので、
先週の土日、予定通り奥琵琶湖へ向けて一泊の小旅行に出かけた。

近江舞子駅から北を眺める

お彼岸も明後日というのに、湖西線に入ると雪が残っている。
まずは2年前に鯖街道(若狭街道)をバスで小浜に向かった出発地点、
近江塩津で下車、竹生島へ向かうまでの1時間、近江塩津を歩く。

地図を見ると集落の北に神社があるので、行ってみる。
「碁会所」という看板。その名前を目的としてまだ使われているのかな…。
碁会所
里山、と呼べるような小さな集落を進むと鳥居が見えてきた。
八雲神社遠景

八雲神社、とあった。
朝からの日差しで溶けかけた雪がきらきらして、
木や石が濡れているのに湿っぽくなくカラっとした印象。
八雲神社狛犬
八雲神社彫物

奥には「金刀比羅社」があり、
厄年の願掛け(?)の布が左右につるされていた。
この布、結構幅広です。
ちなみに、ざっと見たところ、男性の名前しかありませんでした。
そのあたり、詳しい方がおられましたら教えてください。
八雲神社金比羅社全景
八雲神社金比羅社願掛け

前日まで仕事がかなり忙しく、買い物も行けなかったので、
お弁当づくりはあきらめ、Field Supply※(現地調達)の予定。
※むかし作っていた部品資料によく出ていた言葉(^-^;

駅前商店街を歩くと、そそられる陳列が!
(写真撮り忘れました…)

鯉の煮物(切り身)、出来立てほやほや。

色艶といい、子持ちのふくらみ具合といい、
なんとも美味しそうな状態に、
同行人(同行二人:弘法大師さまとは違います)ともども
自然と吸い寄せられるようにお店の前に…。

見ると同じような感じなのに、値段設定が2種になっている。
「この、値段の違いはなんですか?」
「これは出来立て、こっちは昨日煮たものです」
「一日で100円以上味変わるの?」
「お好みですけど(笑)」
「ほな、やっぱり新しいのをまず食べな仕方ないなぁ」
とかいいながら、600円ほどの切り身を購入。
大きさはこぶし大でかなり大きいけどそれなりのお値段。

これを竹生島行きの船の中で、
同じく京都駅でField Supplyした京都のお酒とともに食す。

「!」

これが信じられないくらい美味。
子の部分のしっとり・ころっとした舌触り
淡泊な身の部分にじんわりしみ込んだ薄味
これが日本酒と相乗効果でしみじみと美味しく、
蟹スキ食べてるんか、というくらい無言で食す。
琵琶湖の雄大な景色もかすむくらい、美味しかった!

竹生島から戻って、宿に向かう電車に乗る前に、
もう一度わざわざお店を訪ね、
もう一切れ買ったことは言うまでもありません(笑)

…なんか食べ物の話で盛り上がってしまい、
ヴォーリズの建物の話も書けないまま、次へ続く…
【2011/03/27 16:06】 | ディープ近畿(上記以外) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
禰子のTweets
最近、ブログがついついご無沙汰になりがちで、
「毎朝、短くても書こう」
とか、目標掲げたりしてみたのですが、
それも芳しい効果を上げず。。。

それでも、何か日日記録することはそれなりの意味があるはずなのに、
と思いつつ、しばらく経っておりましたが、
実は半年ほど前から細々とTweetしており、
ブログより、より現実生活が想像しやすいので、
ちょっと公開を躊躇しておったのですが、
とはいうものの「勺禰子」名義でTweetしてるし、
先日、mixiとも連動させたりしてしまったので、
ブログがほったらかしになっているよりもええか、と
ブログの左上のところにもTweetを連動させてみました。
(あー、だらだらした文章だこと)

シャクネコの消息など気にしてくださっている、
奇特な方などいらっしゃいませば、
とりあえず、ブログよりかは更新頻度が高いので、
よろしくお願いします次第です。

以上、うだうだブログでした。
【2011/03/22 00:17】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
できること (と、できないこと) を考える
3月11日の大震災で被災されたみなさま
お掛けする言葉も見つけられないままでいますが
こころよりお見舞い申し上げます。




たぶんこれから、数字的には
もっともっと考えられないくらい(考えたくないくらい)、
厳しい現実が目に見えてくると思いますが、
それぞれの場所でできることは、
限られていると思います。

関西にいて、具体的に現地へ行ったりもできない私が
行動できることは、
■ 寄付(いくばくかの)
■ じゃまをしない(本当に必要な回線などの)
ことかなと思います。

節電に関するメールはかなりの数いただいたのですが、
節電自体については奨励すべきことだし、
普段からすべきことなので、悪くないのですが、
やはりネット社会の中で、
私たちが考えないといけないこともあります。
(しかし、メールをいただいたから節電もしなきゃ!
 と思ったので、決して悪いばかりではないです!
 節電のメールに関してはこれだけは言っておきます)

この問題は、デマとか、チェーンメールとか横文字ではなくて、
なんかもっと適切な言葉があるという気もします。

具体的な節電のお話はこちらも参考に。
寄付も街頭よりも確実かもということでご参考まで。

とはいえ、それなりの節電は実行しています。
家の向かいのコンビニも看板の灯りを消しています。

節電のリンク先にも書いていますが、
必要以上の節電で寒くなって風邪をひいたり、
ろうそくまで使って火事になったりしては、
元も子もありません。十分にご注意を。

ちなみにわたしは節電とはまったく関係なく、
金曜日の午後から急にくしゃみ連発で
花粉症?と思いつつ仕事がらみの食事もあり…
帰宅して気が付いたらえらい熱に。。。
ほぼ丸2日寝てやっと戻ってきました…。

パソコンとテレビを同時につけるよりも、
ustreamなどで見る方法もあります。
(わたしはそもそもテレビがないのでコレですが)

関東の方、突然のことで明日から大変だと思いますが
いくら計画的といえども、
ほんとに突然の停電でご病気の方などがとっても心配です。。。
主治医の方とご相談って言っても、朝からの人はどうすれば???
【2011/03/14 00:23】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
短歌人 2011年3月号
アメリカンコーヒーを飲む人たちはきつと家出をしないと思ふ

初めての連弾は「ピアノの先生の香水」といふ思ひ出になる

油絵具の匂ひ嗅ぎ嗅ぎ星月夜模写する気持ちも持て余してた

ブルックナー交響曲第七番を聴くとき宇宙にあまたのきこり

まつ黒の猫の失踪見ぬふりをして自分だけ逃げてしまつた

エマルジョンファンデーションを指の腹で伸ばせば指紋は濃く影を持つ

換算表は必ず比例するものと思ふ愚に枯葉は一斉に降る

                   勺 禰子(しゃく ねこ)

今月も題詠ブログの副産物でした…m(_ _)m
【2011/03/01 00:12】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(13) | page top↑
| ホーム |