題詠blog 009:程(勺 禰子 しゃく・ねこ)
程さんの炒飯よりも吾のため君が厨(くりや)に生み出すチャーハン
【2012/08/29 20:59】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
短歌人 2012年9月号
糠床はふかふか人参も入れて君を待つ君はニンジン嫌ひ

夫婦間に同居の義務があるうつつ業平橋駅消えてしまひぬ

山腹の色町の空見あぐれば般若窟の凸(とつ)妖しきまでに

慾すべて叶へるといふ歓喜天菩薩は今し香油浴びをり

大吉と凶のあはひよはかなけれ廓(くるわ)に春を待つ娘(こ)らのため

天神橋ですつぽり月の蒼浴びて君と前世の記憶を結ぶ

あの曲がり角の鈍角やさしくて「行っちょいで」と見送られてみんな

               勺 禰子(しゃく・ねこ)

ほんなもん

※最後の歌は「カーネーション」に触発されて。
 というわけで、カーネーション名場面集(?)

 北村「お前が言うちゃあった宝かて、どうせ一個ずつ消えていく。
    お互いこの先無くしてばっかしじゃ」
 糸子「ほんなもん分からへんやろ」
 北村「はぁ?」
 糸子「うちは無くさへん。相手が死んだだけで。
    へたれは へたれて 泣いとれ」

 糸ちゃん江。
 梅ちゃんもいいけど、
 やっぱりたまには、糸ちゃんにがつーんと言うてほしな♡です。
へたれは泣いとれ
【2012/08/29 00:13】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
短歌人 2012年8月号
たましひを深く抉るといふときの前提にある深さうたがふ

目の前の回送車両に目を凝らしいけないものをさがしてしまふ

押し込まれ進行方向逆向きに立てばいつもと違ふ揺れかた

法螺貝のうなりのやうな音を出し快速列車は横にのみ生く

唐突に車内空調こと切れて朝とは無数の黙(もだ)と気付きぬ

なりゆきに任せば人は左側通行になる心斎橋筋

もう一度みごもりたいと思ふ夜の厨(くりや)に水耕栽培は萌ゆ

                 勺 禰子(しゃく・ねこ)


※先月分アップするのを失念・・・していたのを
 本日9月号が届いて思い出す・・・山麓も今年は暑く夏バテす。。。ねこ
【2012/08/28 23:57】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
題詠blog 008:深(勺 禰子 しゃく・ねこ)
深井戸をのぞきこむとき吹く風がなまぬるくても信じているよ
【2012/08/28 23:46】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
題詠blog 007:驚(勺 禰子 しゃく・ねこ)
渦状にやがて世界は飲み込まれ驚き盤だけくるくるまわる
【2012/08/27 23:38】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
題詠blog 006:時代(勺 禰子 しゃく・ねこ)
午前二時代わり番こに宗助とお米の紡ぐそれからの夢
【2012/08/22 01:40】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
題詠blog 005:点(勺 禰子 しゃく・ねこ)
さきっぽに触れてしまって傷つける点眼薬を差すのが下手だ
【2012/08/22 01:28】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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