題詠blog 013:逆(勺 禰子 しゃく・ねこ)
逆さまにひろがつてゆくピラミッド尖端は空に向かなくていい
【2012/10/30 22:21】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
題詠blog 012:眉(勺 禰子 しゃく・ねこ)
引き眉の吾を見つけしは三百年前の秋の日だつたと言ふも
【2012/10/30 22:05】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
題詠blog 011:揃(勺 禰子 しゃく・ねこ)
盃に夫婦揃えのなかりせば君よりすこし遅れる道理
【2012/10/30 21:52】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
題詠blog 010:カード(勺 禰子 しゃく・ねこ)
裏にしたカードはいつもにんげんが知らないうちに入れ替はります
【2012/10/28 22:45】 | 「題詠blog2012」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
短歌人 2012年11月号
深井戸をのぞきこむとき吹く風がなまぬるくても信じているよ

渦状にやがて世界は飲み込まれ驚き盤だけくるくるまわる

午前二時代わり番こに宗助とお米の紡ぐそれからの夢

さきつぽに触れてしまつて傷つける点眼薬を差すのが下手だ

いま風に真くろな闇を揺らされる果無峠(はてなしたうげ)のざわめきを思(も)ふ

見尽くすとふことを極めし今和次郎の考現学(モデルノロヂヲ)の図などを語りあふ

触れもせで道も説かずに隣り居てはじまりをひそと歩みはじめき

               勺 禰子(しゃく・ねこ)

※今 和次郎(こん・わじろう)みんぱくリンク
【2012/10/28 00:52】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
首里へ 1
オフシーズンのパックを見つけただんなさんの
「いこ!」の「!」が本気だったので(笑)
即手配して、9月末に急に行くことになった沖縄。

めぼしい祭りがあるわけでもなかったが、
調べてみると沖縄の民俗芸能である「組踊」の、
なかなかに良い演目が国立劇場でちょうどあることがわかって、
あと数席という前から2列目のチケットもゲット。
折口信夫も行った御嶽(うたき)巡りや、
あわよくば久高島まで行ったろと(←よくばりと言われるゆえん)
策を練り始めていよいよ出発2日前。

「猛烈な」台風17号(別名 ジェラワット=マレーシアで淡水魚の意)が近づいてる?ってそんなん聞いてないっ!

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けれど基本的に、晴れ男晴れ女なので
きっと思ってるよりも遠くで曲がってくれるやろーと思っていたところ

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え、お迎えに来てくれるの?というくらい急に向きを変えて
沖縄本島どストライクコースへ。
空路とガチンコ? ケンカ売られてる?
調べてみると、飛行機は飛んでいる限り飛ぶ(当たり前)、
ゆえにツアーも(といっても完全フリーですが)決行。
要するに帰りの便は関係なく、とにかく行きの便が飛べば決行。
そらそうやね、アサッテのことまで考えてあげてたら、
旅行会社や観光地が成り立たんというのはよくわかります。

というわけで、快晴の伊丹を出発。
どう考えても似合わないポケモンに乗って。

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誰ですか?朝からビール飲んでんのは!

伊丹空港(大阪国際空港)のビルをまじまじと見たことはなかったが、
みれば仲良く「大和・山城・摂津・河内・和泉」がお見送り(or お出迎え)してくれる。

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なんで大和が一番最初に書いてるんやろ、
ここは摂津では? ほな摂河泉(せっかせん)のあとに大和・山城では?
などと思っているうちにポケモンはあっという間に関空上空へ。

右(南)から、金剛・葛城・二上山がはっきりと見える。
その左奥(北東)には生駒山脈が。
羽のない前方席に、昼間っから乗るなんて久しぶり。
(というか、飛行機自体が6年ぶり…)

歩くとあんなにも高い、
電車でも、あんなにも遠い、
大阪と奈良を隔てている山々が
「たまたま」そうなっただけ、とでもいいたげにちょこんと盛り上がっている。
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友ヶ島水道も、潮岬も、ほんまに地図のとおり
(いや、地図が本物のとおりなのです)。
水脈が美しい。
みを、と読むと知ったのは短歌のおかげ。
水脈は<みを>がぴったりだと思う。
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それにしても、どのちびっこよりもかぶりつきで外を見まくっていた私。。
しばらく海、海、海だけの上を飛んでいたので、
飲み物を飲んだり、歌を詠んだり(ほんまですよ)
うつらうつらしたりしているうちに南の島が見える。
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でも、台風もしっかり見えていた。
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「近くまで、来てんで~。」(ジェラワットは関西弁か?)と
こんなにハッキリと来てまっせオーラ出されては、
受けて立つしかないじゃない?

空港に着いたら、多分明日はこの島から出られない。
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まあ、でも帰るのは2日後さ。
なんとかなるやろーと
まずは腹ごしらえのソーキそば。
空港では大きな期待はできないものの
それなりにちゃんと美味♪
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帰れなくなったら沖縄がもうちょっと遊んでけということさ。
(基本、プラス思考(自分のいいように解釈するだけ?)ですw)
でも、実は帰れなくなったときのことを考えて
月・火2日分の仕事は片づけてきてはいるのさっ。

そんな感じで始まった琉球旅行。
とりあえず第一弾でした。

※この旅行ブログって、いっつも途中でとん挫するんですね。私。
 めったに会えないものすごい台風に遭遇しているので
 なんとか完結したく思いますが、最後までたどり着けるか…。
 写真はだんなさんと私の写真とスマホで撮った写真を合わせて1533枚!
 24枚撮りフィルムで64本!焼いてたら破産や~。デジカメよありがとう。
 うーん、しかしここからピックアップするのは大変だ。



見おろせばさざなみのごと あんなにも越え難かりし生駒の山は  禰子



【2012/10/12 23:01】 | 番外編(江戸・琉球) | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
短歌人 2012年10月号
山手線乗り込むたびに止みがたく関西弁は吾より出づる

不忍池(しのばずのいけ)の蓮見て前世の関係性のパターンなど言ふ

広小路藪で昼すぎあぶり海苔蕎麦みそ蕎麦なえ板わさぬる燗

罪悪感おぼゆるまでになめらかで甘いみはしのクリームあんみつ

2012スカイツリーに湧く夏を東京タワービューの二泊

工事ゆゑ東京タワーは一夜中君と吾とを照らし尽くせり

若き僧の声明響く増上寺朱塗の門(東京タワー)を脇に従へ

               勺 禰子(しゃく・ねこ)

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【2012/10/03 15:18】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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