短歌人 2015年9月号 亡国之音哀以思
今朝もまだ空爆のない青空で枕を寄せてまた目を閉ぢる

                          勺 禰子(しゃく・ねこ)

『毛詩』「大序」(『詩経』)

治世之音、安以樂。其政和。
亂世之音、怨以怒。其政乖。
亡國之音、哀以思。其民困。

治世の音は、安らかにして楽し。其の政は和す。
亂世の音は、怨みて以て怒る。其の政は乖く。
亡國の音は、哀しみて以て思う。其の民は困ず。

治世の音楽は、安らかで楽しく、その政治は平和である。
乱世の音楽は、怨みや怒りを含んでいる。その政治は分裂している。
亡国の音楽は、悲しく追憶する。その人々は苦難にある。
【2015/08/29 14:26】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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