短歌人 10月号
舗道上に氷ひとかけ落ちていてなんの咎なのかはわからない

水潜(くぐ)る夏鳥の朝騒めきて天満を揺らす催太鼓(もよおしだいこ)

内臓と女性について語りだす束の間。天井から蒼(あお)が射す

うつそみのものとしてある夕焼けの川面が櫂を揺らしておりぬ

熊蝉が傷つかぬままころがりて後(のち)にうごかぬほどのしずけさ

まんまるの和三盆ころころ口の中ひろがってゆくものひとつあり

勺 禰子 (しゃく ねこ)
【2007/10/01 00:00】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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