短歌人 4月号
定期券を初めて買った春の日に国鉄「クモハ」もする民営化

「六万体(ろくまんたい)」累々と目を見開いた地蔵が眠っているその上を

「皮フ・性病・内科・婦人科」中黒(なかぐろ)で繋がれておりカナメ医院は

西門を出でて地上の補陀洛(ふだらく)を渡りつづけてゐる雨上がり

目を閉ぢて耳を塞げば川の彼方の琵琶の語りに揺さぶれをり

吉野川のぼりゆくとき見たはずのない道行きが残す陰翳

勺 禰子 (しゃく ねこ)
【2008/03/28 00:26】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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