044:鈴 (勺 禰子)
その鈴をもとめし秋の神宮寺に君があゆみて観る曼珠沙華
【2008/07/13 01:15】 | 「題詠blog2008」 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
虫の音があちこちに聞えるのに、
静寂があたりを支配している。

虫が鳴いて、静寂さを作り出すのか。
虫の音そのものに、静寂さを感じるのか。

晩秋の午後、踏み込んだ一郭は、
稔りの色と虫の音と彼岸花。

そんな光景を私も見たことがあります。


【2008/08/04 23:44】 URL | 近江俊助 #-[ 編集] | page top↑
近江さま

虫の音に静寂さを感じられるのは、東洋人だけ、
という話をどこかで聞いたことがありますが、どうなのでしょうね。

稔りの色と虫の音と彼岸花・・・。その一瞬を切り取るのに、短歌という器はかなり向いているのではないかと思います。小説でいくら枚数を重ねても、一首の印象のほうが強いときがあります。
花の色、ということでは私にとっては断然、釈迢空の
『葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり』
が重要な位置を占めています。
迢空の思っていた淫靡な意味などさらりと越えて、
この歌は一人で歩き出し、私にさえ勇気やいろんなものを与えてくれる。
三十一文字というのは、人の心の中に何かを定着させるのに、絶妙の長さ・リズムだと思います。
【2008/08/05 02:08】 URL | 禰子 #-[ 編集] | page top↑
補足

そんなわけで上の歌は、その光景をみたこともない私に、いつの間にかしっかりと定着していました。
もちろん、その光景をまるで今見ているかのように思い出しながら私に話してくれる人がいた、ということが大きいですけど。
【2008/08/05 02:16】 URL | 禰子 #-[ 編集] | page top↑
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