短歌人 10月号
にんべんにうれふと書いて優ならば、「ゆふ」とふ音の不意にやさしき。

廃村の集会所には鍵がなく、黒板にかすれた「新住所」二つ。

軒下に凍み豆腐揺れ、山里に密やかにふたり暮らした前世。

命名の妙に惹かれて、コーナンで「鳩目パンチ」を買つてしまつた。

岸恵子みたいな女になれと言い、父があたしに飲ませた洋酒。

毒を消す、菌を殺す、と並べみて、消毒液はやさしと思ふ。

                       勺 禰子 (しゃく ねこ)


題詠ブログに提出した歌をほぼ順番に出詠しているので、
しばらくはストックがあり利息生活者の気分・・・
と思っていたらもう尽きてきた。
やはりその日暮らしが私にはあっているのだとおもう。

また、最近わかったこと。
題詠ブログで与えられた言葉を入れ込んで詠っていっても、
結局は、詠えることしか詠えない。
これに尽きますね・・・。限界論ではなく。
短歌をしている人が本当に長年続けていても新鮮な人は新鮮な理由が
そのへんにあるのだとちょっとわかった。

しかし
句読点にもさすがに飽きてきました(苦笑)
【2008/09/27 13:33】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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