短歌
『ロプノール淡水魚にはなれなくて地中に潜り海を探す日』 禰子

本当になんの脈絡もなくことばがつながってゆくときがある。
ロプノールなんて、小学生のときの国語の教科書に「さまよえる湖」が載っていたのと、NHKスペシャルで見たことくらいしかない。
だから、「それはあなたの言葉じゃありません!」と言われても、自信がない。それでも、脈絡にきづいていないだけで、本当はそういう言葉がでてくる用意がどこかにあった、とも思う。
「短歌」を始めたきっかけは、“やっぱり”「サラダ記念日」だった。大先輩に与謝野晶子がいるというのに、高校では短歌はまったくといっていいほど干されていた。それでも高校生(の私)にとって、やっぱりサラダ記念日は新鮮だった。前後して「ノルウェイの森」が流行って『今日の下血』が新聞の1面に毎日載って天安門で装甲車が踏み潰してベルリンの壁が壊されてそして大学生になった。
サラダ記念日を読んだ高校生の私は、その後2年ほど手帳に毎日一つずつ歌を書いた。ほとんど標語みたいな短歌だった、と思う。とりあえず57577にだけはなっていた、んだと思う。
その後ふらふらと行ったり来たりしながら、ずいぶん放って置いたけど、結局戻ってきてしまった。
言葉も人も容れ物にすぎないけれど、容れ物である、ということが尊いことだと思う。

十数年前の歌があった。今読むとずいぶんなことを言ってたもんだ。

『信じたいことなぞなくて五月晴れ 何も孕めずただ青い空』 (昔の)禰子

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【2007/02/02 00:42】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
時代の出来事、懐かしい。
ノルウェイとか下血、とか。

因みに写真は異国のようですが、行ったのですか?
【2007/02/04 09:46】 URL | きむ #-[ 編集] | page top↑
写真は11年前のカイロです。イスラミックカイロ。
よくわかってなかったのですが、墓みたいなスラムやなー、と思いながら歩いていた場所は、実際、数年前の地震で住む家がなくなった人たちが、昔の豪華墓を住居にしていて(大いなるエジプト!)、そこを抜けると、大きなモスクがあって、無断でミナレット(尖塔)に登って撮った写真です。螺旋階段は真っ暗で、鳩の屍骸とかあって、たぶん見つかっていたら一騒動あったと思います。
えーと、シンコンリョコウです。バックパッカーでした。
【2007/02/04 10:56】 URL | 禰子 #-[ 編集] | page top↑
大いなるエジプト&新婚旅行!
【2007/02/04 22:50】 URL | きむ #-[ 編集] | page top↑
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