短歌人 7月号
「テポ丼」に違和感を抱かず笑ふとき滅びてしまへり言の葉の国

「見せ消ち」といふやり方のその奥のづうづうしさを哀れさを思(も)ふ

海水を拒みをり人も拒みをる巌の意思の名を枯木灘

昨夜のこと思ひだしつつ南下する急行のなかは誰もが他人

前の席入力しつつ笑まひたる見知らぬ人にほぐされてゆく

羽だけの蝶々のやうなさくら散り眼に貼りついてそこからは、闇

                               勺 禰子 (しゃく ねこ)
【2009/07/02 00:32】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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