短歌人 2009年9月号
山すべて賽の河原となりはてて崩れては積む十津川のみち

崩れやすき山に暮せばかたくなにこころ堅めて十津川の武士

峠道草が覆ひてけものみち今はしづかに眠る坂道

日没のもう済みてある奈良盆地残るひかりが駆けおりるまで

今朝摘んだ花のにほひの中にある遠い昔と未来の記憶

念仏の如く呪文の如くその意味から解かれやみに触れたり

                               勺 禰子 (しゃく ねこ)
【2009/08/27 22:37】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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コメント
禰子さん

こんにちは。

今朝摘んだ花のにほひの中にある遠い昔と未来の記憶

私は、このお歌が印象にのこりました。
暗いトーンの六首のなかにあるからでしょうか、
ほんのりと淡くあかるい、とても淡いのになつかしくてたまらないような・・・それは本当にあったことなのか・・・それともこれから起こることなのか・・・

花の淡いかおりをかぐと思い出しそうなお歌ですv-22
【2009/08/31 14:33】 URL | ラマーレ #-[ 編集] | page top↑
■ラマーレさん

こんばんは。
ありがとうございます。
今回、ずいぶんと古い歌ばかりなのですが、
花の歌は、妙な実感を持って詠んだ記憶があります。
私は霊感はない(、と思う)のですが、
デジャヴは結構多く、
また、それが今の生のことなのか、過去のことなのか未来のことなのか
よくわからなくなることがあります。
…って、一応日常生活には支障をきたしていませんが(笑)。

きたしてそう!と思われる方はどうぞ遠慮なく申し出てください!(^0^)
【2009/09/01 00:10】 URL | 禰子 #xNtCea2Y[ 編集] | page top↑
そうそう、この歌がいいです。

ぼくも未来の記憶という歌を少し前に詠んだので、ふむふむそうか、と思って読みました。
【2009/09/01 06:34】 URL | 知哲 #hurAyYjo[ 編集] | page top↑
■知哲ちゃん

そうなの!短歌人誌に出てる?
また教えてね。
【2009/09/02 00:18】 URL | 禰子 #xNtCea2Y[ 編集] | page top↑
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