夏の断片
八朔の近づきがたき輻射熱

それにしても暑い日が続きますが、熱中症にならずになんとか過ごしている禰子です。

実は明日は勢いで申し込んでしまった国家試験をひとつ受けてきます。
が、まったく(文字通りまったく)勉強してないので、
今回は次回の参考のための試験となります、たぶん(^-^;

それで、夜になって持ち物を確認していたところ、はがきにこんな文言が。

1.携帯電話等の通信機器類の持ち込みは、その用途を問わず禁止します。また、預かることもいたしません。
2.腕時計は計算機能がなく、音のしないものを持参してください。
3.飲料水を試験室に持ち込む場合は、ペットボトルのみ可とします。ボトル缶、水筒は持ち込めません(試験中の飲水時間には制限があります。詳細は試験当日に説明します。)。
4.耳栓は、監督者の指示が聞こえなくなるため使用できません。

…なんやねん、ねぇ、2.はともかく、特に太字・下線部のあたり、一体なんなんでしょうか。
4.なども注意事項として意味不明ではないでしょうか???
こういう注意文が至極真面目に書かれている時点で、
なにかが崩れていると思うこと自体許されてないのか?
非国民っていうのはこういう素朴な疑問を口に出して非難されたんだろうなーとかつい妄想が飛躍してしまう。

---
ま、上記私的見解はええとして、
8月もあっという間に終わろうとしていて、
歌会レポートの続きもまだなのですが、
8月は誕生月、大台までいよいよカウントダウンとなりましたが、
三十代の半ばごろには少し大人になったかなと錯覚があったのが、
最近は、
全然大人になっていないし、きっとあと二十年たっても、
同じような気持ちは持っているのだろうな、
ということを感じる。
それは「いつまでも大人げない」ということとも違って、
「いつまでも若い」というのとも違って、ましてや
「いつまでも大人になれない」ということとも違って、うまく言えないのだけど、
振り返ったり先をみたりするときに、
ふっと「物理的な時間というものの消える隙間」があって、
そのことに敏感になる部分が多くなった、といったらいいか…。

時間というものがまっすぐではないし、均一でもない、
ということを頭で理解、ではなく体感、として感ずる力、が、
敢えて言えば私の思うほんとの大人、なのか、と。

誕生日の日は、
大阪の海を見てきた。
こんな水があるので、つい買ってしまう。
NEC_0482.jpg NEC_0483.jpg

同行者は「ん?なんか水道の水みたいな味ちゃう?」というので、
「そう《大阪市水道局》って書いてあるやん、水道水やで」
「え゛ ほんまや!(><)ヤラレタ(笑)」
とか、あほなことを言いながら、大阪湾の景色もまんざらではなかった。

NEC_0484.jpg NEC_0488.jpg

大阪の海は悲しい色だけでなくて、こんなにきれいだったりもする。


その日の夕方は薪能を観てきた。
井筒」という有名な演目があり、シテである井筒の女(の霊)が、思い出の井戸を覗き込んだ瞬間、
会場である生玉神社の境内(薪能ですから野外です)にどおっと風が吹いて、
薪がぼうっと地面から揺すられたようになって一斉に火の粉が飛び散った。
その真ん中で、井筒の女は一人静かに井戸を覗き込んでいて、
そこにはたしかに本物の井戸があった。

これは本当に本当の出来事で、私は鳥肌がたった。

NEC_0492.jpg

そしてそのすぐ後に、三十九歳になった。

【2010/08/21 23:58】 | ディープ大阪 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
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コメント
「ほんまや」飲んでみたいです。
一番興味をそそられたのが「ほんまや」なのですが、大阪のどこで買えるんでしょうね。一度飲んでみたいです。

僕は大台へのカウントダウンはすでに始まっているのですが、勺さんの実感とほぼおなじようなことを考えています。
【2010/08/22 07:30】 URL | H.Iba #PMMYkzMc[ 編集] | page top↑
大阪、きれいじゃん。
鶴橋もあるし、ええとこやで。
逢坂の夢いうくらいやからなあ。

そかそか、おめでとう!!
(日にち忘れとった!)

ねこちゃん
ぼくはなあ、言えば、
それは恥ずかしながら「いつまでもまったく大人げない」ということで、
「いつまでもきもち若い」とときどき誰かが誉めてくれては単純によろこんで、ましてや
「いつまでも子どもではおれへんで」ということとも違って、うまく言えないのだけど、
要するにどうも、幼児性が抜けないみたいなところで、身体は大人だから大人の振りしてるねん。

【2010/08/22 09:29】 URL | 知哲 #hurAyYjo[ 編集] | page top↑
大阪はいろいろあるけど、結局オープンやと思います。
京都は、言わへん。ほんまのとこはいいません。
そやけどだけ、こそっと言うてしまいますねん。
あたし、感情は子供やし。
【2010/08/22 21:13】 URL | かすみ #v28RnTd6[ 編集] | page top↑
お誕生日?
おめでとう~
くれぐれも熱中症に気をつけてね。

古い建物の写真に惹かれました。
そのまま絵になる。
色褪せたドア、積み重なった木材・・描きたいモチーフです。
蔦(葡萄?)がとてもいい感じなのだけど・・・植物を描くのは苦手です。
【2010/08/22 21:32】 URL | 沙羅 #XrwkbYLc[ 編集] | page top↑
■H.Ibaさん

ほんまや!の販売箇所は
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu030/honmaya/shop/index.html
本文にリンクも貼ってますー(^-^)
阪急梅田にもあるみたいっす!

私たちの年代の共同幻想というほどでもないけど、共通感覚というのはありますよね。

■知哲ちゃん、カスミン

このことを思って、初めてわかったことがあって、
それを思うとお二人は十二分に幸せにこどもとして過ごされたんじゃないかな、と思うんですね。

私はなんで、ねじれたメビウスの輪みたいに思うかというと、
こどもだったときに、「こどもみたいに」ふるまったことがなかったんですね。
だから、小さいときに
「こどものふりしてた」
と思います。
それがはっきりわかりました。

ただ、昔も今も大人じゃなかったんですよ(笑)

今のほうがよっぽど
「これ、禰子いややもん!」
とか平気でいいますし(笑)

■沙羅さん

絵も描かれるのですね。
さすがですねー。

>古い建物の写真に惹かれました。
>そのまま絵になる。

ありがとうございます。
というよりも、絵として、
わたくしの絵として、切り取っていますから。
そのまま絵になって当然です(敢えて言います)。
この建物が絵、ではないですね、はっきり言って。
すべては世界をどうきりとるか、
ということだけですから。
その意味では私にとって、
写真も歌も同じですね。
ま、これは全部携帯で撮影しましたけれど。
【2010/08/22 22:50】 URL | 禰子 #xNtCea2Y[ 編集] | page top↑
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