弾むな 弱るな
短歌人12月号伊波虎英さんの「スピーチタイム」から引用。

伊波さんは入会後7年、欠詠せず詠み続けてこられた、
その「継続あるのみ」の気持ちを支えてくれているのであろう数首を紹介されている。

その中で心に残ったものをここでも紹介させてもらいたい。

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歌といへばみそひともじのみじかければたれもつくれどおのが歌つくれ
                            土岐 善麿

あはれなるわがみじか歌ときどきはさかあがりせむ素志のなすまま
                            坂井 修一

歌が書けぬほどに弱るな詩が書けぬほどに弾むなこのいのちひとつ
                            安立 スハル

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いろいろ、長続きしているようなしていないような私も、
やはり毎月の短歌人だけは欠詠せずに過ごしたいと思っている。
今年の6月で丸4年。今のところ欠詠はしていない。

「歌が書けぬほどに弱るな詩が書けぬほどに弾むな」
詠んでなんぼ。大阪弁で言えばそうなるか。
詩人の誰かが(って、超有名な人だったと思うけど)
「思っているだけ、感じているだけでは詩じゃない、
 言葉にして初めて詩になる」
という意味のことをもっと端的に言っていたと思うけど、
同じことだと思う。

消えてしまうかもしれない「いま」の気持ちについて
言葉にしてしまうこと自体を疑っていた私を掬って(救って)くれたのは
「今の気持ちを今言わなかったらいつ言うの?
 もし仮にそれが消えてしまったとしても
 今の気持ちまで消えてしまうわけとちがう」
という言葉だった。
短歌って、まさにその「今」のためのものなのに。
ふだんは歌詠みではない大切な大切な人に、そのことを教えてもらった。

なんかぐだぐだ書いてる夜です。
久々の風邪やし…寝ます。
【2011/01/06 23:30】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
時代おくれ
目立たぬように、はしゃがぬように♪
河島英五の歌かと思いました(阿久悠作)。
【2011/01/07 05:43】 URL | 馳 詠二 #-[ 編集] | page top↑
今、言葉にしたいこと
今、言葉にしたいことがあるから歌が生まれるのですね。1月7日、今詠めることを詠んでみます。
【2011/01/07 07:20】 URL | H.IBA #-[ 編集] | page top↑
■馳さん

いえいえ、時代遅れじゃないです。
え、阿久悠なの??
全部かわしまさんが作ってるとおもてた!

■H.IBAさん

そうですね、今詠めることを詠まないと、と思います。
歌の生まれる場所というのは不思議なものです。
【2011/01/07 23:34】 URL | 禰子 #xNtCea2Y[ 編集] | page top↑
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