短歌人 2011年4月号
群れるのが厭と背中に書きながら街ごと群れてゐるオフィス街

匿名のランチを食べてまたビルに散りゆく人らに紛れきれない

無いころが思ひだせないペットボトルを作る会社や買ふ人たちが

二十一世紀初頭に脳内メーカーといふものありCTスキャンより凄し

「みなし子と老いて子なき者」辞書が説く孤独はこころの襞には触れず

技術(テクネー)はネクターに似てタクシーとは非なるものなり弁証法(ディアレクティケー)

袋から出てる頭を引つぱつてしつぽから食べるたい焼きが好き

                   勺 禰子(しゃく ねこ)


※今月は特集「新人賞作品を精読する」にて、2ページ分も書かせていただいた。
 私の担当は歌壇賞受賞の長嶋信さんの「真夜中のサーフロー」。
 届いて他の執筆メンバーをみてびっくり(><)
 いやー、名だたるコワモテwじゃなくて凄腕(?敏腕?いや、筆の立つ、か)の方々…。
 というか、いわゆる無名なのは私だけやん。
 私に書かせ(てくださ)るとはFさん博奕打ちやな!
 私なりにがんばりました。
 阿らず、問題提起もしたつもり。が、
 あー、もうちょっとこう書けばよかった、というところが山盛。
 次もっとがんばります(え゛、次があるのかって?)。
【2011/03/28 23:42】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
おはようございます。
禰子さんのことは,入会したときから凄いひとだと思っていましたが,今回の特集を読んで,読みの鋭さ,確かな分析力・構成力をお持ちなのだと改めて感じ入りました。
これからも,大活躍してくださいね^^
【2011/03/29 06:19】 URL | りりん #aIcUnOeo[ 編集] | page top↑
わたしも、感動した。
他の歌人の方々と、一歩もひけをとってない評論です。何よりも、対象に誠実にかっている。

お三方のそれぞれの文章を読んで、歌を読むこと、評論を読むこと、それぞれ自分なりにもう一度考え直さねば、と、そんな気になりました。
【2011/03/29 07:23】 URL | 文 #oL3vnBpM[ 編集] | page top↑
■りりんさん

こそばゆいですぅ(^-^;;
というより、りりんさんこそ私にないきらめきをいっぱい持っている。
わたしはそれがうらやましくもあり、また、わたしにはきっと手に入らないものなのだとも思います。
そして、勝手にりりんさんと私はある意味ジキルとハイドとまでいいませんが(^-^;対極の場所にいるのかな、とも思います。おないだし、ねv-351
勝手にそんな言いようのない親近感を抱いています。ごめんなさい。
伊東の温泉が懐かしいよね!

■文さん

ですからこそばゆいですって(笑)。
初めて関西忘年歌会に来られた文さんは、めっちゃかっこよくて、蕎麦の歌で最高得点でした。
女前な文さま。あー、文ちゃま、逢いたいよー。
でもね、今回の評論はしんどかったです。
新年歌会のあとの酔の助ではこの一連についてくだまいてましたから!!
半犠牲者そして半同志にさせられた生沼さん、すんません!
それと辻さんに医療知識ではサポートしてもらいました。腹話術人形のごと眼は上を見きってどういうことなんですか!とか、辻さん困ったと思うけど(笑)。
依頼をいただいてからほぼずーっと頭の中にあって、私を悩ませた一連です。
でも、解釈の正誤はともかく、絶対に選考委員より何度も読んだって言い切れます。
【2011/03/29 23:13】 URL | 禰子 #xNtCea2Y[ 編集] | page top↑
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