短歌人 2011年12月号
天象儀を並び見上げて手をつなぐこと易ければこそ 触れざりき

山麓のゆふやけが闇に変はりゆくときの光は薄く貫く

耕せばいよいよ潜るものありて真黒き土の匂ひのみ嗅ぐ

まだ荒れてゐた吾の手を天守閣ならび見しのち初めて君は、

大阪の筋一本を渡り切る難波駅を西から東へ

爪先に雨じんわりとしみてきて君にほぐされゆくまでを待つ

重吉のやうに光に「いつまでもかなしかれ」とただ貫かれゐる

                     勺 禰子(しゃく ねこ)


ことしは…題詠ブログ、ぜんぜんできませんでした。。。
少し籠もるときなような気がします。
ぽつぽつと詠んではいるのですが…
そのうち、お目にかかります。

【2011/12/01 23:55】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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