短歌人 2012年2月号
「わたしそこはこだわってないから」と言ふときのこだはりをこそ恐怖と思へ

尖んがつたヒールは先から綻びて熟睡をんなの膝を開かしむ

一昨年の秋はセカンドバージンに沸きしこの国 甘美とは余技

くるしさの理由はたぶん河野さんの声のしつこさにあり しつこさはある意味尊い

諦めることも愛だといふ言葉うべなひてをり自己都合にて

抱きしめて呉れてわかつたすでに春風が吹いてゐて凍えてゐた

やはらかなはなびらが母である茄子をふふめば吾に充ちるむらさき

                       勺 禰子(しゃく・ねこ)
【2012/01/30 00:14】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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