短歌人 2012年7月号
大名温泉とはどんな温泉と思ひしが大名古屋温泉の古びたるさま

車窓には廃業のドライブイン続く廃墟ランドの日の本をゆく

車掌さんに右手をひかれおばあさん長良川鉄道八坂駅を降りる

六百戸焼失したのは僕が生まれる一年前の大正八年

繭工場からの類焼淡々と語る翁は釣り具師と言ふ

濁音の多き郡上の町と思ふ宗祇水ながす小駄良川見ゆ

家々のうらひとつづつ石段がのびゆき小駄良川はたゆたふ

                勺 禰子(しゃく・ねこ)

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