首里へ 2
首里へ 1からだいぶ経ってしまいましたが、つづき です。

「猛烈な台風17号(ジェラワット)」より一足早く沖縄本島に到着した
大和男と大和女(この場合、島人に対してではなく、奈良ということで。
けれど産地で言うと河内男と泉州女ですが…)、世間は台風一色のなか、
まず腹ごしらえとのんきにソーキそばを食べながら、
「なんくるないさぁ(なんとかなるやん の琉球言葉)」を合言葉に
ゆいれーる1日乗車券を求めて移動。
果たして、ゆいれーる自動券売機には無情の
「明日は台風のため朝から運転を中止しますので
一日乗車券は発売しておりません」の貼り紙が。。。
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まあそれも沖縄に来た経験ということで、とりあえず普通乗車券を買って乗る。
そとは時々パラパラと雨。運転士さんは、かりゆし(アロハ)シャツ。
下を見ると植物の育ち方がなんだか違うことにだんなさんの目がくぎづけ。
「ねこやん、あれ(奥のん)は松やろうか? 関西の松とはえらい違うなぁ」
「そら、こんだけ離れてあったかいからさー。
 育ち方も種類も違うさー」(私いつから沖縄弁w)
などと言いながらゆいレールは那覇港に流れこむ国場川を越え、
久茂地(くもじ)川に沿った旭橋駅へ。
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うまい具合に雨はやんでいた。
とにかく本降りにならないうちに首里城くらい行っておこうと、
ホテルのフロントへ荷物を預け、そのまま出る。
ホテル前から30分に1本のバスがちょうど来た!ラッキー!ということで、
昼下がり(と言えるほどのんびり感はない、台風前のざわつきの中)、
中東の家々を彷彿させるような、
少し枯れたようなコンクリートの民家を見ながら
城(ぐすく)への坂を揺られていく。
バスを降りるとサンゴの歩道をしばらく歩く。
20120928_145139_0.jpg

首里城公園には同じように「台風がくる前に行っとこか組」が結構いた。
琉球衣装で記念撮影を、と呼びかけているおねえさんに近づいていく男子約1名。
え、雨やのに衣装着たいのん?と思っていると
「この上の木、琉球松ですか?」と聞いている。
「そうですよ」と親切なおねえさん。そのほかにも色々木の名前を教えてくれた。
「やっぱり、沖縄の植物は元気やねー、ありがとう!」とその場を立ち去る2人。
今度行ったらタダで聞いてばっかりせずにちゃんと撮ってもらいますね(^-^;
20120928_145757.jpg 20120928_145810_0.jpg

守礼門をくぐり(人物付の写真しかないので飛ばします)、
「そのひゃんうたき」へ。

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漢字で書くと「園比屋武御嶽石門」。首里城へとのぼる階段の下にあり、
国王や聞得大君(きこえおおきみ)が巡礼に行く際に最初に拝礼した場所。

この門の奥に何があるのだろうと思うが、門の奥には別に何もない。
何もない場所に何かがいっぱい詰まっているのが
御嶽(うたき)とか、森とか呼ばれるもの。
「パワースポット」ということばよりも
「場力」(ばぢから)という方が音的にもふさわしい、
とにかく力がみなぎっているところだけれど、
外見は案外「パサ」っと枯れた感じがある。

けれど、いざというときにその「場」には
いろんなものを貯める力があるのだと思うし、
実際にその場に立ってみると、
なんとなくみなぎっているものがある。

そんなことを思いながら首里城を見上げると、
復元された門の下ののカーブがかわいい。
20120928_151046.jpg

加工のしやすい(つまり崩れやすい)琉球石灰岩を使っているので、
独特の積み方で強度を増しているそうだ。

とりあえず、今日は入口までにしときませうか。


海上の道のみをゆく折口と思ひしが昭和十一年那覇を飛行機で発つ
                               禰子(どんだけ字余り)
【2012/11/19 22:23】 | 番外編(江戸・琉球) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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