スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
短歌人 2016年3月号  稲蔵道
虫食い柄

天井の虫喰ひ柄から歌湧きてまた消えてゆく歯科治療室

歌一首詠めぬままにてかにかくも郵便局に向かひて歩む

そのかみの稲蔵道を歩みつつふと兆しくるいつか生きた世

嗚呼つひに吾は着きたり詠草を書き込めぬままの葉書を蔵し

いういう窓口のほとりに暖をもらひつつ一首のために足掻いてゐたり

年賀状特設ポストに初春の挨拶充ちては回収されて

言葉だけ五七五のリズム持ち歌ごころいまだ降りてこぬまま

本局を出でて真暗きかへりみち追はれるままの年が暮れゆく

勺 禰子(しゃく・ねこ)

20151219_160119_0.jpg

※稲蔵と稲倉は地元の人も混同していたようですが、現在残っている神社の名前から「稲蔵」としました。
【2016/02/29 01:52】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<短歌人 2016年4月号  音がゆれる | ホーム | 短歌人 2016年2月号  えつきやん>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://chipoo.blog84.fc2.com/tb.php/856-22148d5b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。