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短歌人 2016年8月号  餅飯殿
来るたびに歓迎されぬ心地して歩くならまち今年何度め

いつまでも余所者として居りたきは吾かも知れず顔馴染み増え

几帳面に展示ガラスの指紋消す白き作務衣の職員たちは

朝露の奥田愛基氏のおもかげの畢婆迦羅(ひばから)像の細きゆびさき

こだわりの未成熟さを思ふとき入江泰𠮷の自署「吉(サムライヨシ)」

黴臭き編集室に楠主任は「タイキチのキチはツチヨシです!」

もちいどのセンター街を吾はゆくいつしか地元の人の速度で

                     勺 禰子(しゃく・ねこ)

※写真は4月に行われた短歌人子(ね)の会吟行合宿の詠草

※数年前に奈良県立美術館で會津八一展をしていたときに、展示されていた入江泰𠮷からの封筒に、しっかりと上の部分が「士(サムライ)」になった「吉」が書かれていて脱力したことがありました。出版業界その他では「土(ツチ、𠮷野家と同じですね)」+「口」が常識なので、「士」+「口」の印刷物を見たりすると「間違ってるやん!」となるのですが、なんとまあ、ご本人寛容~wみたいな、こだわりって、そこじゃないよね、的な私にとっては衝撃的な出来事でした。

20160423_205819.jpg
【2016/07/27 22:25】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
吟行詠、特に初めて訪ねた地での吟行詠は、どうしても速攻一目惚れみたいなものになるんですよね。吟行はあくまでもエクササイズだと思っていた方がいいのかも知れません。そこへ行くと、「来るたびに歓迎されぬ心地して…」というのはさすがに地元の禰子さんの歌、と思いました。
【2016/07/28 06:59】 URL | tamaya #wMURzdEY[ 編集] | page top↑
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