短歌人 2016年9月号  後の祭り
祖母義母の参政権なき二十代の日々を思へり梅雨の晴れ間に

蝉の声はふぃーわを願ふ叫びだと少女の声は摩文仁にとほる

   堺筋線
地下ホームの昏さ極まる阪急のマルーン色の車体入るとき

逃亡し武装し森で闘つた米国奴隷もマルーンだと知る

開票と共に授かるカタルシス後祭りめく選挙特番

空梅雨(からつゆ)はただの夏空 ほろびゆく生物相の先触れとして

                     勺 禰子(しゃく・ねこ)

せいふぁーうたき
摩文仁の北東、斎場御嶽(せいふぁうたき)から久高島をのぞむ

【2016/08/31 22:55】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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