短歌人 2017年7月号  古来外来
絵に描いたやうに日に日に萌えてゆく黒焦げだつた若草山は

なぜ山をいつから山を焼くのかと思えば領地を争ふ僧侶

天平の人らの知らぬ芝が萌ゆ焼かれては萌え焼かれては萌ゆ

アドリブの牛よくしやべる境内に予祝充ちゆくお田植祭は

駆除される外来種にも和名あり和名をもつて追はれゆくもの

貴種流離譚の貴種たち帰化せずに漂泊をすることの幸ひ

外来の吾も棲みつく奈良のまちいかなる手段で追ひ払はれん

    大仏建立「一枝の草、一把の土」
奈良らしい景色とは何「一枝の草」を持ち寄る幻をみゆ

                         勺 禰子(しゃく・ねこ)
 
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【2017/06/27 15:24】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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