短歌
「この夕べ遠くゐる妻 憎しみは噴きいづる血のごとく鮮(あたら)し」  岡野弘彦

岡野弘彦といえば、「折口信夫の晩年」の、
(内心はともかく)師の思いを静かに受けとめる弟子という印象しかなかった学生時代、手に取った「岡野弘彦歌集」の巻頭第一首はあまりに衝撃的で、
何事がおこったのかわからぬまま、頭をなぐられたようなきもちになった。

短歌はつくづくおそろしい。 
短歌を好きになったのは、この歌のせいだと思う。

【2007/07/22 07:16】 | 日々雑記 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
 歌を詠む人は、ある時期、ある歌との決定的な出会いがあるあるのですね。吉井勇は子供の頃、父から聞かされた祖父の歌だといい、会津八一は伊藤左千夫の歌だったようです。そうした出会いがあった人は幸いです。学生の頃、塚本邦雄がはやり、少し聞きかじりはしましたが。
【2007/07/23 22:23】 URL | 矢田野三郎 #-[ 編集] | page top↑
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