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短歌人 2018年1月号  まみれる
手をつけてをらぬ仕事に礼状が届きて震へ上がる冬の日
 
俗世まみれの手紙を送りつけてくる人が俗世を怖いといへり
 
よまないといけない言葉しんどくてよみたい言葉だけをよみたい
 
しんどいを翻訳すればしんどいはつらいくるしいと真面目な顔をす
 
まみれるとまみえるは似て距離感の違ひに思ひを馳せてゐる夜
 
まみれた夜もまみえた夜も恐らくはありなむ今生もさうでない夜も
 
定型におさまらぬ言葉あふれ出ですり切り棒にて捨てる何勺
 
勺 禰子(しゃく・ねこ)
【2017/12/30 20:45】 | 短歌人誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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