旱(ひでり)
『雀みて「食いたし」と思いし人たちのことに想いを馳せし真昼間』 禰子

容赦ない日差しがアスファルトから照り返して、
線路沿いの道はまだまだ遠い。
最寄り駅から一キロほどの道を、
ちょっと重いめのパソコンと資料一式を背負って歩く。
会社のすぐそばにある「境王子」の石碑。 
どんな思いを持ちながら、たくさんの人が歩いていったのか。

この日差しを浴びながらいつも思う。
私は旱魃で死んだことがあるんじゃないか。

『くま蝉が傷つかぬままころがりて のちに動かぬほどのしづけさ』 禰子
【2007/07/29 00:27】 | 日々雑記 | トラックバック(1) | コメント(3) | page top↑
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コメント
プロメテウスしていたのですね。
暑いのはかないませんが、暑さに耐えて歩くのは、
嫌いではありません。(もちろん体力があるときに限りますが)周囲に静謐な空間が現れ、不思議に心が内向かうからです。
暑さと重さに耐えることで、あなたは時空を遡っていたのです。
【2007/07/30 09:39】 URL | 矢田野三郎 #-[ 編集] | page top↑
自らになにかを課すなんて、嫌いなはずなんですけど、
最近はついつい重荷が増えています(これをプロメテウスというのか・・・)。

暑すぎるときも、寒すぎるときも、
こころは静かな方向へ向かいますね。
暑すぎるときは、周囲との境界の溶けるのを恐れて。
寒すぎるときは、風景と自分との区別がつき過ぎるのを恐れて。

適度な季節(気候)が、自然と融合した文化を生み出すのなら、それだけではやはり何か足りないのでしょうね、にんげんって。
プロメテウスしないといけない所以。
【2007/07/31 04:41】 URL | 禰子 #-[ 編集] | page top↑
そうですね。寒いときもそうですね。
【2007/07/31 22:49】 URL | 矢田野三郎 #-[ 編集] | page top↑
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境王子境王子(さかいおうじ)は、九十九王子の7番目。名前の由来は摂津国|摂津、河内国|河内、和泉国|和泉の境にあることからおこった、堺の地名からである。現存していない。跡地は大阪府堺市北田出井町3-46の王子ヶ飢公園で、そこには熊野三山の首・熊野本宮大社の鎮座す 大阪探索どっとこむ【2007/08/01 03:03】
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