車窓から
『あいりん福祉労働センター 夕闇の底ひに灯りはじめるひかり』 禰子

夕方までかかった打合わせからとりあえず束の間開放されて、
西日にくるりと背を向け、急行からずっと窓の下を覗いていた。

もごもごと動いている影がたくさん。
昼間見るとダンボールの上であまり動かない人たちが、
スローながら あちこち動き回っている。
まわりを犬や猫たちがじゃれて、ゴミのつみあがった山の上に駆け上がっていく。
高架上の電車から見たその景色の、陰翳のきわだち方に、急に心臓が高鳴った。

隣の今宮戎では、こどもえびす をしていた。
雪を運んできて橇で滑ったり。モノを消費することに慣れた人たち。

次々に流れてゆく風景に、時空の中を駆け巡っているみたいになって、
昨日でも今日でも明日でもいいような、事務所へ戻った。
【2007/08/03 06:50】 | ディープ大阪 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
夕闇の底ひに灯りはじめるひかりは、疲れた残照のようです。
しかし、明日につなぐ一抹の光りであってほしい、と思っています。
【2007/08/03 23:49】 URL | 矢田野三郎 #-[ 編集] | page top↑
矢田野さま

まんまるの超平面の夕日が海の方にでていましたが、あっという間に霞んでしまいました。
今日も鬼火(≒パソコン)を背負ってかえる羽目に。
明日は目処がつきますように(というか、禰子が頑張れるかどうかにかかっています(^o^;)。
【2007/08/04 19:05】 URL | 禰子 #-[ 編集] | page top↑
そちらは夕日が海に沈むのでしたね。こちらは山に沈むのです。矢田山に沈む夕日も何か特別めいていいものです。ちょうどその頃、パチンコ屋の巨大なロケットが妖しく輝き出すのです。一度夜中までこの光景を眺めてみたいものです。

勝手な想像ですが、何とか目処が立つのでは。
【2007/08/04 22:07】 URL | 矢田野三郎 #-[ 編集] | page top↑
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